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2016. 10. 03

レポート:「マンガ出張編集部@京まふ2016」&国際漫画賞「京まふ漫画賞2016」

9/18に、京都国際マンガ・アニメフェア2016の中で、「出張編集部@京まふ」及び「京まふ漫画賞授賞式」を開催いたしました。

5年目の開催の今年は、マンガ雑誌、アプリなど69編集部と、昨年同様ゲームキャラデザイン企業「株式会社TOSE」による就職相談コーナーなど、漫画家志望者は勿論、一部イラストレーターの志望者にも対応できる形で、38ブースにて開催しました。

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今年も西日本のマンガ関連大学・専門学校との連携を強化し、30以上の教育機関に開催情報などを事前連絡して連携しました。例として穴吹カレッジグループ様は、引率の教員の方に多くの学生がついて合宿形式で持ち込みに参加するなど、多くの学生が持ち込んでくれました。全体の7割ほどが学生の参加者でした。

 

京まふ漫画賞開催

台湾一カ国を対象として昨年開始した「京まふ漫画賞」は、今年は中国も加え、2カ国開催をいたしました。

開催1年目の昨年は、台湾同人誌会トップ作家のANTENNA牛魚さんが受賞。その約1年後の9月に、当時持込を行った小学館ヒバナ誌上で、連載を開始いたしました。

この漫画賞は、京都国際マンガ・アニメフェアの「国際」の部分を、漫画家支援の出張編集部の中にも取り入れようということで、京まふ実行委員会委員長かつ、手塚プロダクション代表取締役の松谷社長からの声がけがあり、トキワ荘プロジェクトで事務局をさせていただきました。

1ヶ月の応募期間中に、台湾70作品、中国から80作品の高レベルな作品が集まり、それぞれ1名ずつの作家が受賞され、賞品の「通訳付京都持ち込みツアー」に来ていただくことになりました。

  • 受賞者と受賞作品の一部

台湾ナンバーワン漫画出版社の東立出版社でも、今一番作品が売れているという、nyaroroさん。

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作品の一部はこちら。

 

現在、Web漫画で連載を3本並行しているという、中国Web漫画では著名な、狼烟无言さん。3つの連載のうち2つは、映像化の話があるそうです。

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作品の一部はこちら。

お2人は、各種レセプションなどに引っ張りだこで、観光もままならない京都旅行でしたが、この後の出張編集部では、多くの編集部に持込、早速具体的な手ごたえを得たとか。昨年の牛魚さん同様、彼女たちの日本での活躍が楽しみです。

 

 マンガ出張編集部@京まふ2016

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例年と違い、少し縦長になった会場の風景です。
今年、持込に来場した漫画家は362名(過去最高)でした。

 

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配置図は左上のようになっていました。縦長なので、持ち込みブースを横から取ると、右上のような形です。

 

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また、今年から、プレゼンコーナーを新設いたしました。写真は、モーニング編集部田淵副編集長による、新人賞「ちばてつや賞」のご紹介です。ほか、comico編集部による、新サービス「comicoPLUSご紹介」や、大阪コミュニケーションアート専門学校丸山学科長による「マンガ家デビューできる人できない人」など、新人漫画家向けに興味深いプレゼンテーションが行われました。

 

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過去4年間の、マンガ出張編集部@京まふをきっかけとした、デビュー・連載・単行本発売などの、実績展示をいたしました。今回、ご出展者様・作家様の協力を得られ、展示された作品は以下です。

・ヒバナ9月号より連載開始:『Blue Rose Age』ANTTENA牛魚さん(京まふ漫画賞2015受賞者)
・デザート: 読みきり掲載『先輩と恋する赤鬼くん』『放課後のまたたき』千秋りえ先生
・Cheese! 読みきり掲載:『それが恋になる』『リアルな王子は嘘をつく』大葉ノコ先生
・BE・LOVE連載:『おこしやす、ちとせちゃん』夏目靫子先生
・@バンチ連載、単行本発刊:『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』『宇宙戦艦ティラミス』(原作担当)宮川サトシ先生
・GANMA!連載: 『バンドやってモテたい』46(しろ)先生

 

ご来場いただいた漫画家の皆様、ご出展いただいた編集部各社の皆様、お疲れ様でした。今年も誠にありがとうございます。

おかげさまで、マンガ出張編集部@京まふは、西日本最大規模となっています。会場のキャパシティの問題から、いくつかの編集部さまには出展をお断りしている申し訳の無い状況です。来年以降、更なる発展を目指し、頑張ってまいります。

 

新人漫画家向け持ち込み・投稿・新人賞ポータルサイト「マンナビ」による漫画家向け情報提供

今回の出張編集部では、8月16日よりβ版をリリースした、漫画家向け情報サイト「マンナビ」による、編集部情報提供をテストいたしました。

実際に、出張編集部に出展している各編集部による、編集者情報、新人賞情報などの情報提供を、持ち込みしてくださる漫画家に向けて提供いたしました。

マンナビは、10/1より本稼動開始。トキワ荘PJ卒業生のカメントツ氏による説明漫画などを公開しています。