manzemi
2014. 11. 25

2015年1月、MANZEMI マンガ作話講座・基礎編(京都2期)を開講します!

「マンガ作話講座・基礎編」とは

プロレベルの「コマ割り・演出論」「キャラクター論」「ストーリー論」を3日で徹底的に学ぶ! 人気のMANZEMI作話講座を京都で2015年1月開講!

講座の様子1

1.MANZEMIとは

『ジャンプSQ.マンガゼミナール MANZEMI』の原作・構成担当である喜多野土竜先生による、プロ漫画家の育成を視野に入れた専門性の高い講座群です。(背景講座など作画講座では、漫画家・斉藤むねお先生も講師を務めます)

2.マンガの基礎、「作話」

3日間で構成された作話講座・基礎編は、名称通り、マンガで最も重要とされる作話の基礎について学びます。

3.作話講座・基礎編のねらい

「コマ割り・演出」「キャラクター」「ストーリー」の3つをテーマを通じて

  • マンガが上手いのとイラストが上手いのはどう違うのか?
  • マンガが上手いというのは、どういうものなのか?
  • 自身がマンガを上手くなるためには、どういう修練・研鑽をしていく必要があるのか?

を短期集中で徹底的に学びます。

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講座概要

  • 【講座名】MANZEMI マンガ作話講座・基礎編(京都2期)
  • 【講師】喜多野土竜
  • 【対象】漫画家志望者、セミプロ~プロレベルの漫画家
  • 【定員】40名(申し込み先着順)
  • 【受講料】19,800円(税込)/講座3日分・前払い
  • 【会場】京都産業会館 きらっ都プラザ7階・第3研修室
  • 【住所】京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町80番地
  • 【アクセス】http://www.ksk.or.jp/access/

※本講座は、これまで「MANZEMIプロ講座 作話のプロ・基礎編」として東京・京都で開催されてきたものを3日間の短期集中型に再編成しなおしたものです。
※プロ漫画家の育成を視野に内容を編成しておりますが、趣味レベルでマンガを描いてみたいという方・小説や脚本の参考にしたい方・編集者志望の方等どなたでも受講可能です。

日程

本気で学ぶ日帰り合宿3日間!

1日目:1/12(月)13:30~20:30  「コマ割り・演出論」 →終了
2日目:1/17(土)13:30~20:30 「キャラクター論」
3日目:1/18(日)13:30~20:30 「ストーリー論」

こんな方におススメ!

  • プロを目指して出版社に持ち込みや投稿をしている人
  • 現在プロとして活動しているが、もう1ランク上を目指したいという人
  • 絵を描くのは好きだけど、お話づくりが苦手だという人
  • 作品が最後まで完成しないという人、途中で自分の作品がつまらなく見えてくる人
  • 編集者を目指している人、現役の編集者で改めて学びたい人

良き「師」「ライバル」「仲間」との出会い

志望者が想像している以上にプロ漫画家としてやっていくには、単に作品を描き続けるだけでなく、
新人時代の良き「師」や「ライバル」「仲間」、良き編集者との出会いが重要です。

「プロを目指すには、ひたらすら独学で描くしかない」という先人でも
実は良き出会いが支えになっていることが、ほぼです。

良き「師」だけでなく「ライバル」や「仲間」との出会いを、講座を通じて得ることができます。

当日の持ち物

  • 筆記用具

受講料&お申し込み

<申し込み方法>
1)希望するコースのチケット枚数の欄に、必要な人数分の数字を入力(1名分なら「1」と入力)する
2)次に「チケットを申し込む」をクリック
3)次の画面で「支払い方法」を選択し、あとは流れに沿って入力してください。

※お支払いは事前払いとなります。支払方法は原則、クレジットカードもしくはコンビニ・ ATM・Paypalとなります。
※上記のフォーム(peatix)からうまく申込めない方はhttp://ws.formzu.net/fgen/S51966028/よりお申込みください。
※個人情報の取り扱いについては、運営団体のプライバシーポリシーに準じます。

講義内容

<仕上がり目標>

  • I.漫画に限らず、作品を作る上で重要な要素とは何か? 『人・事・物』の連鎖としての作品を、理解する。
  • II.キャラクターが大事と言われるが、そもそもキャラクターとは何か? 分析にとどまらず創作に踏み込む。
  • III.漫画における構成と演出とは何か? コマ割りの文法を学びつつ、映画やアニメとの表現の差を理解する。

1.演出・コマ割り論

【前半】
(1)イラストレーターを作画に起用した漫画が失敗しやすいのはなぜかを、理由を多面的に考察してみる。
(2)そもそもマンガの演出とは何か? カメラワークの基礎的なパターンと具体的な使用例について学ぶ。
(3)プッシュとプルの『3コマ演出法』について学び、作品を構成する最小単位について個別に検証する。
(4)『2段階ショット理論』をベースに、コマ割りの文法の基礎について学び、具体的な手法を分析する。
(5)「上手いイラストを並べても面白い漫画にならない」理由を分析し、コマとコマの関係・連鎖を知る。

【後半】
(1)国宝にもなっている『ある名作絵画』の画面構成を分析し、視線誘導についてのよくある誤解を正す。
(2)コマ内の人物・フキダシ・擬音・背景などの配置と視線誘導の関係を知り、構成を学ぶ手助けとする。
(3)イマジナリーラインについても基本的な法則を学び、ページ構成の各種テクニックについて分析する。
(4)マンガの中の時間演出について、吹き出しと擬音の文法を学び、プロの作品の具体例を比較してみる。
(5)小説的な主観表現と映画的な客観表現の、漫画における表現の違いについて、ディスカッションする。

2.キャラクター論

【前半】
(1)キャラクターが立つことが重要と、多くの投稿者が漠然と考えているが、ではどうやって立たせるか?
(2)キャラクターに奇矯な行動を取らせれば、それだけでキャラクターが立つと、勘違いをしていないか?
(3)連載が進むと息切れをするキャラクターの原因とは? キャラクターとアイコン化とはいったい何か?
(4)実際の漫画・映画・アニメーション・小説などを例に、普遍的なキャラクターの『型』について学ぶ。
(5)『ONE PIECE』などのキャラクター造形のルーツを、2千年以上の歴史をさかのぼって俯瞰してみる。

【後半】
(1)前半の分析を踏まえて、では具体的にはどうやって独自のキャラクターを造形していくのかを学ぶ。
(2)『今川焼きメソッド』を用いての、立ったキャラクターの造形を実践し、それをみなで検証してみる。
(3)さらに『24時間メソッド』を用い、『今川焼きメソッド』で作ったキャラクターの、拡張方法を学ぶ。
(4)『人・事・物』の連鎖とは何か、ストーリー作りへの足掛かりとなる部分まで踏み込んで、考察する。
(5)『ネオ三題噺メソッド』を応用し、キャラクター作りの可能性を参加者でディスカッションしてみる。

3.ストーリー論

【前半】
(1)名作に共通する構造とは何か、神話や古典的名作と現代の作品を比較して、共通する構造と型を学ぶ。
(2)投稿者が犯してしまいがちな失敗例を具体的にあげ「なぜ同じ間違いを繰り返すのか?」を考察する。
(3)『ウェーバー技法』による、作品の発想法法の基礎法を学び、実際に自分の作品作りに応用してみる。
(4)作品のテーマとは何か、それ以前にテーマは必要なのか、作品作りの根本に立ち戻り問いかけてみる。
(5)『プロット不要論』について学び、『タッチタイピング思考法』と『リニアコンテ法』を身につける。

【後半】
(1)前半の講義を踏まえて、実際に物語を転がしていくためには何が必要か、作品の推進力を分析する。
(2)長期連載作品と読み切り作品との、構造の違いを学び、投稿作に求められる作品の構成について学ぶ。
(3)ピクサーやジブリなどの劇場版映画作品を参考に、推進力を維持するための構造について分析をする。
(4)途中で推進力が落ちた作品を具体的に挙げ、なぜ落ちたのか・どうすれば回復できるかを、討論する。
(5)『作品構造図』を元に自分が作った作品の構造を再検証し、完成度を高めるための方法論を考察する。

※上記の講座内容は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

講師紹介

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喜多野土竜(きたの・もぐら)

複数メンバーによる共同ペンネーム。今回講師を務めるメインライターは1993年青山学院大学文学部日本文学科卒業。出版社に10年と2ヶ月勤務後、独立してフリーに。マンガ原作以外にも月刊少年ライバルの企画記事ページ『ライバルドリームマッチ』のページや、『東京近郊動物園・水族館ガイド』などのガイド本の執筆参加や、『世界の王朝興亡史』など歴史関係書籍の執筆や、『時代小説100選』で時代小説の解説を一部執筆。2011年より京都嵯峨芸術短期大学マンガ分野非常勤講師。
【公式ウェブサイト】http://www.studio-pug.com/
【Twitter公式アカウント】@mogura2001

受講生の声

  • 中川学(プロ漫画家)

講座ではいろいろなことを学びました。その中で、実際に仕事で活用しているのが『3コマ演出法』と『キャラクターの型』です。内容についてはここでは割愛しますが(ぜひ受講してみてください)『3コマ演出法』を活用することで、作品にテンポと勢いが出るようになりました。この方法を学ぶ前は、コマ割りをどうしたらよいか迷うことが多かったのですが、学んだ後は迷わなくなりました。また、『キャラクターの型』を活用することで、作品の世界が広がりました。講座では他にもたくさんのことを教わったので、それらのこともこれからの作品に生かしていきたいです。

【中川学プロフィール】趣味は映画鑑賞と、ひとりバスケと、ひとりカラオケです。映画検定3級です。漫画で飯を食おうと企んでいます。トキワ荘プロジェクトに参加しています。よろしくお願いします。初の単行本『僕にはまだ友だちがいない』(メディアファクトリー)が発売中!http://t.co/CSVxdrzIP1http://t.co/5HbBFCPpoe ※デビュー作『僕にはまだ友だちがいない』NHK Eテレにてドラマ化されました! 現在はリイド社のトーチwebにて『くも漫。』連載中。

  • Aさん

編集の方にテーマを明確になどと言われるものの、いつもよく分からないでいたため、今回の講義は目からうろこでした!

  • Bさん

セリフの数を減らすのが苦手でセリフ多すぎとよく言われていましたが、どのようにやっていくべきか今回ヒントを得られたのは大きかったです!

  • Cさん

キャラの機能や役割、エピソードの不足など、独学の中では気付くことのできていなかった自身の作品の明確な問題点が今回の講義を通してわかり、描けるという自信が付きました!

  • Dさん

ものすごくタメになった講義でした。よくある「売れるマンガ!!」みたいな方法論ではなく本当に自分の中から出てきたものでないと意味がないんだなと思いました。自分の厚みを出せるように色々なものに触れていきたいと思いました。