集英社マンガMee編集部による少女漫画ワンポイント講座と相談会を開催
2021年6月29日に、集英社マンガMee編集部の鬼原さんに登壇いただき、Graphium School少女漫画ワンポイント講座と相談会をオンラインで開催しました。
(講座中の様子)
登壇者:マンガMee編集部の鬼原さん 「りぼん」「クッキー」などの少女漫画の編集者として15年の経歴を持ち、種村有菜先生や村田真優先生、黒崎みのり先生など名だたる少女漫画化を担当。2021年8月より開講予定の集英社の「少女漫画学校」の運営代表者。
Graphium School少女漫画ワンポイント講座とは?
トキワ荘プロジェクト参加者やOB・OGを対象として、登壇者の鬼原さんが約15年の少女漫画編集者経験から蓄積された少女漫画作りのポイントを教えていただきました。
1時間という決められた時間の中でしたが、前半は少女漫画ワンポイント講座・後半は相談会(質疑応答)という構成で多くの学びを得ることができました。
少女漫画を描く方の多くが悩むポイントを解説
前半の少女漫画ワンポイント講座では、鬼原さんがこれまでの経験から魅力的な作品作りのために学んだことを教えていただきました。
少女漫画の主人公やヒーローを魅力的に作る方法や、どんなストーリーにすれば面白さが読者に伝わるのか?等、漫画を描く方なら一番悩むところを重点的に説明してくださいました。
また、キャラクターやネームの創り方についてプロの作家さんからのアドバイスも数多く紹介していただき、参加者全員が真剣な表情で集中して聞いている姿が印象的でした。
後半の質疑応答では、参加者から寄せられた多くの制作の悩みについて、少女漫画の編集者視点から解答していただきました。
(質疑応答の様子)
参加者からは、以下のような感想を頂きました。
「様々なネームのやり方やポイントの例がとても参考になりました」(縹マサキさん)
「実際の作家さん、そして編集の方の経験談をたくさん教えてくださったのでとても説得力があり納得する点が多く参考になった」(星野めぐみさん)
「自分が漫画制作する上でなんとなく感じていたことが、わかりやすく言語化されてスッキリしました」(匿名)
全員がカメラをONにしてのオンライン参加となりましたが、皆さん真剣にメモをする手が止まらない様子が見られました。
鬼原さん、今回は貴重なお話をありがとうございました!
トキワ荘プロジェクトでは住まいだけでなく、作家の成長を技術、思考、マインドなどあらゆる方面から支援する取り組みをしています。
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