【レポート】企業コラボ企画!コニカミノルタの工場見学と意見交換会を開催
2021年10月19日、 多摩トキワソウ団地の近隣に開発拠点を持つコニカミノルタとのコラボレーション企画として、工場見学とマンガ制作や印刷に関する意見交換会を開催しました。
この取り組みは、6月にオープンしたトキワ荘プロジェクトの新拠点・多摩トキワソウ団地の誕生がきっかけとなり、日野市の協力のもと実現しました。
コニカミノルタの工場内にはいると、博物館のような産業印刷ショールーム(CEC)がお出迎え。
最新のデジタル印刷機や様々な加飾※が施された制作物の数々を目で見て、手で触れることが出来ました。コニカミノルタでは、ユーザーの行動を視覚的に映して加飾のある商品とない商品でユーザーの反応がどのように変わってくるのか、ユーザー行動を測る機能も独自開発しているのだとか。
※加飾とは、印刷物に立体感や肌触りや光沢など加工を施す印刷技術
ショールームの見学だけでなく、今回、印刷機を使用した加飾風景や、トキワ荘プロジェクトの参加者が自らのマンガやイラストを、実際に印刷し冊子化する体験ができました。
印刷設定から始まり、長~い印刷機の中で、印刷→中綴じを経て印刷機の先端から出てくる冊子を今か今かと待つトキワ荘プロジェクトのメンバーたち。
冊子となった自分の作品を手にしたメンバーは「こんなにきれいに黒が出るなんてすごい…」「なかなかこのサイズ(A4)で自分の印刷されたマンガを見ることはないので新鮮」「粗が見えてやばい…笑」など、最新機器で印刷されたに興味津々。
最近の研究事例の紹介いただき、コニカミノルタが印刷にとどまらず医療や介護の領域まで幅広く手掛けている様子を見学しました。
東京スカイツリータウンにあるプラネタリウム“天空”や有楽町の“プラネタリアTOKYO”などなじみのある施設以外でも今後コニカミノルタのロゴを多く見ることになりそうですね。
最後に、今回のコラボ企画のもう1つの目的でもある、コニカミノルタとトキワ荘プロジェクトメンバーのマンガ制作や印刷に関する意見交換会が行われました。
クリエイターの意見や発想を新しいサービスのヒントにしたいという目的もあり開催された会でしたが、印刷機に触れる機会も多いトキワ荘プロジェクトのメンバーは、印刷時やスキャン時の悩みから現代のマンガ制作事情など、幅広い話題が飛び交いました。
普段机に向かって黙々と制作する時間が多いトキワ荘プロジェクトの参加者のみなさんにとって、このように企業とディスカッションする機会もとって貴重な時間になったのではないでしょうか。
今回の意見交換会の内容が、コニカミノルタの新しいサービスのヒントになると嬉しいですね。
参加者の感想
学生以来、久しぶりの工場見学でたいへん興味深かったです。 欲を言えば、お仕事をしている風景をもっと拝見したかったです。ディスカッションもお互い話したりない様子でした。 個人的に一番テンションが上がったのは、カードキーで入社するところでした。 |
実際の広大な工場の敷地内に足を踏み入れた臨場感や、職員の方々のデモンストレーション、ディスカッションのひとつひとつがクリエイティブな刺激でありました。 この見学を機に、コニカミノルタさんやそういった企業さまが日頃の情報のアンテナのひとつに入ったのは認識の拡大という意味でたいへん有意義なことでした。 駅や街角、プラネタリウム、さまざまな場所でこういった事業をこういった分野から支え、貢献しているのだといった意識とアイディアの思考のきっかけとして広告や企業名やその内容を見れるようになったことは大きいことだと思っています。(Y.Mさん) |
今後のイベントについて
トキワ荘プロジェクトでは、今回のような大手企業とコラボレーション企画や見学会なども積極的に開催しています。マンガ制作のヒントになるような体験ができる機会を今後も提供していきます。
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