【レポート】多摩トキワソウ団地にて開催!「ボードゲーム交流会」
本イベントの目的は、ここで暮らすマンガ家たちの交流です。
多摩トキワソウ団地には38名の方が住んでいるため、どうしてもあまり顔を見合わせないメンバーも出てきてしまいます。
そこで、普段あまり話す機会がない参加者同士が交流する”きっかけ”を作れたら……そんな思いで今回のイベントを企画しました。
このレポートでは、交流会の様子を簡単にご紹介します!
多摩トキワソウ団地のラウンジで開催
偏愛マップで自己紹介
イベントの参加者は全部で10名。事務局が事前に、イベント参加者を4~6人のグループに振り分けました。
同じユニット(※)同士のメンバーをさけたり、男女バラバラにしたり、とにかく「新鮮な顔ぶれになること」を意識しました。
※多摩トキワソウ団地では、3部屋で1ユニットとして、洗面台やお手洗いなどを共有で使用しています。
ほとんど初対面のメンバーと話すため、イベントの冒頭は自己紹介をしました。
マンガ家同士の自己紹介ということで、偏愛マップを使って行います。
偏愛マップとは、1枚の紙に自分の好きなものを、たくさん描き出したものです。
イラストを使って描く方も多く、それを見るだけで、その方の絵柄の雰囲気までわかります。
今回は事前に描いてもらった偏愛マップを見せながら、それぞれ1分ずつ自己紹介をしてもらいました。全員が一通りおわったら、お互いのマップを見ながらフリートーク。イラストの感想を言い合ったり、好きな作品をオススメしたり。最初は緊張気味だった参加者も、話していくうちに打ち解けてきた様子……!
まだまだ話し足りない様子でしたが、そろそろ次のコーナーに。
偏愛マップで自己紹介中~
ボードゲームで、いざ交流
ついに本日のメインイベント、「ボードゲーム大会」が始まります。
今回は、『ボブジテン』というものを使いました。
このゲームは、日本語を練習中の”ボブ”が「日本語だけで外来語を説明する辞典を作りたい!」と発案した、という設定があります。
そんなボブのために、参加者はカードを引いて出てきたお題について、カタカナを使わずに説明していきます。
(例えば、お題が「トースター」なら「小麦粉をこねた物を焼く機械」などと説明します)
他の参加者に、お題がきちんと伝われば説明した人に得点が入り、
最初にお題を当てた人が、次の説明者になります。
「エアロビ」や「ワッフル」などの難問に苦戦しながらも、皆さん一生懸命に説明していました。
『ボブジテン』で遊ぶ参加者たち
上手な説明に拍手したり、珍回答に笑ったり、とても楽しそうでした……。
カタカナだけで、いかに上手く伝えるか考えたことで、頭の体操になったとのお声も。
このボードゲームは、現在もラウンジに設置しています。
今回イベントに参加できなかったメンバーや、今後入居される方々にも、是非遊んでいただきたいです!
ボードゲームを終えたところで、イベント終了です。
終了後もラウンジに残って会話を続ける皆さまをみて、今後も交流がつづく兆しを感じました。
イベント終了後のラウンジの風景
イベント参加者の声
・知らなかったみんなの一面が見れて楽しかったです。(松おうきさん)
・話したことない人の名前と顔がわかった。(春吉ほだかさん)
・今後の活力になりましたし、普段話せない人と会話をしたり、次回会う約束をしたりできる、よい機会となりました!(匿名)
今後のイベントについて
トキワ荘プロジェクトでは他にも、マンガ家としてのキャリアを考える「マインドセット研修」や、人気作品を数多く担当している編集者による「ヤングマガジンのスズキさんによる勉強会」などのイベントを開催しております。
今後も様々なイベントを開催し、 マンガ家としての成長を促すと共に、トキワ荘プロジェクト参加者同士の交流にも力を入れております。
同じ夢を目指す仲間と共にマンガ家を目指したい方は、いつでもご連絡下さい。
トキワ荘プロジェクトの…
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