トキワ荘PJ漫画家デビュー50人突破! 感謝キャンペーン&新事業展開
今年、トキワ荘プロジェクトは、支援した漫画家のプロデビュー数が50人を超えました。
2006年8月に運営開始し、今年8月で活動満9年で10年目に入ったこの活動も一つの節目を迎えたと言えます。
東京と京都に、合わせて26軒の漫画家が安く、簡単な手続きで住めるシェアハウスを提供したり、漫画家向け講習会、イベント等を行っているトキワ荘プロジェクトについて、詳しくは以下リンク先をご覧ください。
ここまでの、トキワ荘PJ入居者の実績は、こちら。
◆2015年個々最近に、主要な媒体で連載中orしていた作品(諸事情や配慮より、全ては記述していません。)
– 『怪談イズデッド』(good!アフタヌーン:飯島しんごう)
– 『潔癖男子!青山くん』(ヤングジャンプ:坂本拓)
– 『Now playing』(ガンガンONLINE:一二三)
– 『新さんファミリー』(京都新聞朝刊4コマ:曽山舞)など
– 『ホテル ヘルヘイム』(ジャンプSQ:西修)
– 『くも漫。』(トーチWeb:中川学)
–オモコロ カメントツ
トキワ荘PJの活動は、多くの方のご協力に支えられてまいりました。もちろんトキワ荘PJに入居した、360人以上の漫画家志望者の皆さんの努力の賜物でもあります。言い尽くせない感謝の念でいっぱいですが、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
今回は、このデビュー50人突破を記念して、感謝キャンペーンと、10年目に入ってのトキワ荘プロジェクトの新展開を発表させていただきます。
感謝キャンペーン!
トキワ荘PJは、「漫画家支援」活動を9年続けていくことが出来ました。
この活動を、より広めていくため、改めて、本気でマンガを目指している入居者を広く募集していきます。
また、マンガを仕事にする為の講座「MANZEMI作画プロフェッショナルコース」も、開講から3年目を迎え、今年は新たにプロコースの開設が出来ました。
多くのプロ漫画家から「いかにプロになり、一流のプロとして戦ってきたか。」話を聞いた『マンガで食えない人の壁』シリーズの本も作ってきました。これらを、より皆さんに喜んでいただける形で、広めていきたいと考えております。
そこで今回、3つのキャンペーンを行います。
1, 入居金3万円無料キャンペーン
2, MANZEMIプロ講座受講生向けスペシャルプレゼント
– トキワ荘PJ発刊書籍、5000円分相当無料プレゼント
– 現役漫画誌編集長との懇親会「リアル編集長の部屋」参加権
3, 『マンガで食えない人の壁』シリーズkindle版 スペシャルセール
1, 入居金無料キャンペーン
2015年10月~12月の期間中入居される方の、入居金3万円を無料にいたします。
東京・京都・メンター付きトキワ荘(甲斐谷荘・樹崎荘)の全ての物件が対象です。
入居についての詳しい説明やお申込みは、以下へ。
2, MANZEMIプロ講座受講生向けスペシャルプレゼント
現在募集中の、「MANZEMI作画プロフェッショナルコース2期」に受講をお申込み下さった皆様に、トキワ荘PJ発刊の書籍など、5000円相当のプレゼントをいたします。
また、今回上記講座受講の方には「リアル編集長の部屋」企画として、現役漫画誌編集長さまとの懇親会を企画いたします。
MANZEMIプロ講座の詳しい説明やお申込みは、こちら。
*:既にお申込みの方の中でも希望者にはプレゼントいたします。 トキワ荘PJ:編集長の部屋リンク
3, 『マンガで食えない人の壁』シリーズkindle版 スペシャル無料セール
10/2(金)17:00~10/6(火)16:59 kindle版『マンガで食えない人の壁』無料セール
10/6(水)17:00~10/10(土)16:59 kindle版『マンガで食えない人の壁~プロがプロたる所以編~』無料セール
以降、終了後に反響を見て、またkindle版のセールを検討します。
今後の新展開
トキワ荘プロジェクトは、漫画家志望者に「安価な住居支援」「プロ向け漫画講習会」「漫画家支援研究書籍発刊」などを行ってまいりました。
これらの事業の中で、実は以下のように業界向けの「イベント」を行ってきています。今後は、このイベント事業を強化し、より直接的な「漫画家支援」「漫画業界支援」に注力したいと考えています。
3/24:「四畳半マンガ家のためのデジタル戦略講座」アフターレポート
8/1:「電子コミック時代の漫画家生存戦略 鈴木みそ@京都」アフターレポート
9/20:国際漫画賞「京まふ漫画賞」&「マンガ出張編集部@京まふ」アフターレポート
予定しているイベントや企画は以下の3つです。
1, マンガディベロッパーズカンファレンス(MDC)の開催
– マンガが変わっていく中、一緒に変化していく仲間が集まる場を作ります。
日本には豊かなマンガがありました。そこにインターネットが浸透して行き、マンガは変わっていく途上にあります。
漫画家と編集者を中心に、出版業界でほとんど完結していたマンガの世界も、ネットの普及により、大きく変わっていっています。
その変化を積極的に受け止めるには、マンガに関わる新旧多くの人が集まり、情報を交換し、知見を高めていく場が必要と、考えました。
そこで今年秋から、MDCのセミナーを開始し、多くの人の知見を共有し、一緒に考えていく仲間に会える場を作っていきます。
2, 作品が埋もれていく前に、ネットでプロモーション「推しマン.net(仮称)」
– ネットでマンガを売る、新しい形を作ります。
「推しマン.net」は、新刊やおすすめ作品などの見所を、作り手側に立つ編集者や漫画家がネット上でプロモーションする仕組みです。
現在、毎日30冊、1ヶ月に1000冊を超えるマンガ単行本が発刊しています。
一部のヒット作品を除き、多くの作品は沢山発刊される作品の中で、届いて欲しい人にも届かず、埋もれ、忘れられていきます。
マンガはつまらなくなったのでしょうか?
いえ、実際は面白い作品は多いけども、作品が増えすぎて、届くべき人に存在が届かなくなっただけだと私は考えます。
本来ネットは、ニッチなモノやサービスが、ニッチなファンにも届くものです。
雑誌の役割が変わっていき、作品が読者に知られるルートも変化してきた今、
埋もれる前に、「この作品こそはここを読んで欲しい!」ということを、作り手側にある編集部や漫画家と一緒に、ネットで伝えていくことサポートしていきたいと思います。
これまで、トキワ荘PJディレクターの菊池は、2014年1月のマンガHONZ立ち上げ以来、ネットにおけるマンガのキュレーションに関わってまいりました。マンガHONZの新たな事業、マンガサロン「トリガー」、「マンガ新聞」と連携し、ネットにマンガを置くだけではなく、これを読者に届けるお手伝いをさせていただきます。
3, 海外の漫画家志望者の持込ツアー
– 海外の漫画家志望者がマンガを描く力を身につけることは、マンガを広める、本質的な活動と考えています。
世界に日本のマンガは広まりました。そして、世界に日本のマンガを描きたい人たちも増えました。
トキワ荘プロジェクトでは先日、「京まふ漫画賞」という国際漫画賞を開催しました。
台湾から多くの漫画家の応募を受け、外国人漫画家志望者が、日本でプロを目指したいと考えていることを実感しました。
勿論そこには、言葉の壁やビザの問題、作品の作り方から、漫画家志望者としてどう振舞えば良いかという経験や知見の問題、多くの課題があります。これをサポートする、私たちならではのインバウンドツアーを、作って行きたいと思います。
詳細は、改めて発表させていただきます。
どの新事業においても、トキワ荘プロジェクト単体で出来ることではございません。
漫画家・企業・教育機関の皆様から、人材、ノウハウ、資金などのご支援を賜りたく、
今後ともトキワ荘プロジェクトをよろしくお願いいたします。
トキワ荘プロジェクト 菊池
mail: tokiwaso(あっと)newvery.jp
インターン募集中!
トキワ荘プロジェクトの既存事業や、新しいイベント事業で、インターン生を募集しています!
漫画業界に就職したい。クリエイター支援やシェアハウス事業、コンテンツ関連の最新のカンファレンスなどの現場に入りたい学生の方、ご応募下さい。最短6ヶ月、休学費用支援付休学インターン制度あり、詳しくは、こちら。
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